奈良県若年性認知症サポートセンター運営事業を受託

 若年認知症サポートセンターきずなやは、今年度も奈良県若年性認知症サポートセンター運営事業を奈良県から受託しました。

 従来の活動に加えて、今年度からピアサポート活動の体制の構築と活動の支援等を行います。若年認知症ピアサポート活動とは本人主体の活動内容や支え合いを通じて、生き方の追求ができる環境の構築を目指します。

 その環境として、仲間同士で支え合える活動が必要になります。若年認知症の問題に対して主体的に向き合い、困難を抱えた状態であってもその中で自分の生き方を追求していくつもりです。

 ピアサポートの活動とは、仲間が、そして自分が、自分の生き方を追求していく自己決定を手助けするためのものです。

■ 目的
若年性認知症の人がピアサポーターの心理的支援により現状を受容し、生活の見通しをつけることで生きがいを持ちながら生活をできるようにする。
■「きずなや」としてのピアサポート活動に関しての考え方① ピアサポーター活動業務を行うために、若年性認知症のご本人を雇用します。② 雇用されたご本人さんを中心に、ピアサポート活動の体制構築を進めます。
■具体的内容
① 若年性認知症の人及び関係機関・団体等の関係者と、ピアサポート体制構築に向けた検討実施します。
② 若年性認知症の人でピアサポート活動を希望する者をピアサポーターとして登録します。
③ ピア相談を年6回以上実施予定します。ピア相談を受ける者に必要な知識や個人情報の保護等相談が適切に実施できるよう研修を実施すること
④ピアサポート活動の創出に向けた取り組みとして、若年性認知症の本人同士が意見交換や交流することを目的とした場の開催します。現状は、新型コロナウイルスにより、活動が縮小になっています。人と会うことはできない状況ですが、電話やオンラインで、本人主体で体制構築を進めています。

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